2025/06/16

≪緊急≫中東旅行前に必ず覚えるんYah!

 

中東の地図

まるはばん!

クロワッサン絢友です🥐

今回はちょっと真面目にいきますね。


この度のイスラエルとイランの交戦で世界情勢がかなり揺れ動くことになります。

外務省の海外安全ホームページでも、中東地域における注意喚起情報が6月13日から継続中です。

しばらく解除されないでしょうねぇ。

いやまぁ、ずっと不安定ではあったのですがね...。


「イスラエルとイランの話でしょう?」と思う方もいるかもしれません。

ところがどっこい!

イランとオマーンを挟むように位置する「ホルムズ海峡」が封鎖されると、原油供給がストップします。

日本に輸入される原油の約8割はこのホルムズ海峡を渡ってタンカーで運び込まれます。

観光の安全面でも結構な影響が出ます。

日本人がよく行く観光地について挙げると、トルコはイランのお隣さん。

エジプト、ヨルダンはイスラエルのお隣さん。

アラブ首長国連邦にあるドバイはホルムズ海峡のすぐそばです。


戦争の火花がどこに散るかというのも注視すべきだし、

生活面で言えばガソリンの価格高騰は目に見えているし…。

その他にも、石油が使われている製品というのは身の回りにあふれているので、

ますますモノの値段は上がっていくのかな、と。

私たちは粛々と、自分たちの生活を守ることを考えるしかないんですけどね。


さすがに今から周辺国入りするのはオススメしないのですが、

もしも、やんごとなき事情で中東入りするのであれば、

必ず覚えておくべき単語や情報について今回はお伝えしますね。

現地の最新情報にアンテナを張り続けるのは大前提ということで割愛します!


なにはともあれ下記3点かと思います。

1.大使館の場所・連絡先を把握する

2.助けを求めるフレーズを暗記する

3.移動先では避難場所を考えて行動する

順を追って説明していきますね。



1.大使館や領事館の場所・連絡先を把握する

どこの国へ行くにも、把握しておくべき情報です。

連絡先については、住所、電話番号、メールアドレスのほかに、SNSのアカウントがあるならそちらも把握しておきましょう。

地図・連絡先は共に、スクリーンショットやスマホのメモで済ませるのではなく、紙ベースでアナログに記録して忍ばせておくといいでしょう。

いつだってスマホが使える環境と思わないほうがいいです。

スマホのメモや画像から探し出す時間ももったいないですし、

戦時下では軍や警察の取り締まりが厳しくなり、没収される可能性だってあります。


参考として、相談内容は

・パスポート紛失・盗難

・逮捕された/トラブルに巻き込まれた

・戦闘・暴動・災害などで避難が必要

・日本人が事件・事故に巻き込まれた

・ケガや病気などで現地で医療・搬送支援が必要

などです。

いずれのケースも先に電話連絡するのが望ましいです。

タクシーなどで大使館へ向かう場合はこちらのフレーズをどうぞ。

「日本大使館へ連れていって」

くずにー いら あっすふぁーら あるやーばーにぃや


大使館について色々お伝えしましたが、滞在国全体が非常時にあるときに覚悟すべきことがあります。

大使館や領事館は頼りになる存在ではありますが、

「絶対に助けてくれるという保障はない」ということです。

しばしば、滞在先での駆け込み寺のように表現されることがありますが、

大使館や領事館の所在地域が暴動・戦闘状態にある場合はスタッフの身を守るために閉鎖することがあります。



2.助けを求めるフレーズを暗記する

フレーズと書きましたが、単語だけを覚えるのでも十分です。

場面ごと分けて紹介します。

今回はアラビア語表記と発音記号は書かずに、意味と仮名読みを記載します。


◇けが・病気

・傷 じゅるふ

・けが いさーば

・痛み あらむ

・事故 はーでぃさ

・救急車 さいやーらとぅ いすあーふ

・医者 たびーぶ

・出血 なずぃーふ

・病院 むすたしゅふぁー

・病気 まらど

・保険 たあみーん

・刺された たあん

・薬局 さいだりぃや


「救急車を呼んでください!」

いったすぃる びるいすあーふ(上記単語の「さいやーら」を省略してOK)


「気分が悪いです」

あしゅうる びるまらど


「病院に行きたいです」

うりーどぅ あずはぶ いらるむすたしゅふぁー


◇事件など

・警察 しゅるた

・犯人 むじゅりむ

・被害者 だひーや

・目撃者 しゃーひど

・暴力 うんふ

・盗難 さりか


「助けて!」

さーいどぅにー!


「警察を呼んでください!」

いったすぃる びるしゅるた!


「●●を盗まれた!」

すりか ●●


「●●を失くした!」

ふぁかるとぅ ●●


「殴られた」

たんま だるびー


「襲われました」

たあっらるとぅ りふじゅーむ


最低限「助けて!」と「警察」が言えたら良いんじゃないかとおもいます。

忘れちゃいそう??

いえいえ。

いざとなったら英語でも日本語でも良いから、大きな声で助けを求めればいいんですよ!



3.移動先では避難場所を考えて行動する

どこにいたとしても心がけるべきことかもしれません。


私は結構ビビりかつ心配性なので、外出先では

「いまここで地震がきたら?」

「どこまで上がれば津波から逃れられる?」

「火事が起きたらどの非常口から逃げる?」

…といった事柄について考えるようにしています。


こう書くとすごく神経質に思われるかもしれません。

しかし、何か起きた時にすぐさま対応するためには、

頭の中に緊急モードの思考回路を作り、一度でも信号を送っておくべきだと思います。


神がかって勘に優れている人以外は、想定していないことに対して遅れをとってしまいがちです。

さらに、周りの人が避難していないのをみて「あ、大丈夫だ」と思い込んでしまう「正常性バイアス」がかかり、最悪の事態に陥る可能性だってあります。

「●●なとき、自分はこうする」と決めて入れば惑わされることもないでしょう。

あらかじめ最低限の動きを決めたうえで、その時々において取捨選択をし、常に最善の選択をすべきだと思います。

最善を尽くしたら、あとは天命を待つのみです。


・避難所、シェルター まるじゃ

・地震 ずぃるざーる

・津波 つーなーみー

・崩れた いんはーら

・火事 はりーく

・爆撃 かすふ


「私はすぐに避難したいです」

うりーどぅ あん あるじゃあ はーらん


「安全な場所はどこですか?」

あいな るまかーん あるあーみん?




今回はずいぶんと物々しい雰囲気の記事になってしまいました~。

次回からはまたゆるっとしたお話ができたらいいなと思います!


ここまで読んでくれてしゅくらん♡

また遊びにきてYah!

それでは、まっあっさらーま!

2 件のコメント:

  1. たしかにエジプトに行った際も渡航勧告2だった気がします。拳銃を持った警察官が同行していたのはある意味アラブに来たのだとの思いもありました。

    万博行ってきました。
    サウジアラビア館へは行けなくて次にリベンジしようと誓いました。(二回行くことになるとは)
    「オマーン」 カフェだけですがフランキンセンスのカフェラテおいしかったです。(フランキンセンスの飴などありました)真っ赤な建物が魅力いっぱいでした。
    「カタール」 もうパビリオン内も内部もぜーんぶ素敵で行きたい国になりました!さすが隈研吾建築(笑)サッカー好きなのでドーハ行けばよかった。。。後悔。
    「クエート」 外観めちゃくちゃ素敵でした。外周だけの見学でしたけどカフェもデーツ推しなクッキーとかいっぱいありました。次は中はいりたい。
    「UAE」なーんにもカフェもパビリオン内もなかったけど美術館のようにすごーくお金のかかった内部でした。

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  2. 国によってまったく空港や警察、公共交通機関の雰囲気が違いますよね。

    万博おつかれ様でした!
    フランキンセンスのカフェラテ飲んだら、なんだか第六感開花しそうですね!
    味は甘かったですか??
    香りだけでオリエンタルな気分に浸れそうです。
    真っ赤な建物は写真だけでもインパクトが伝わってきますー!
    そして隈研吾建築の魅力は底知れないです♪

    なんだかレポ聞いてるだけでそれぞれの国に興味わいてきました(笑
    たしかカタールは関空から直行便がありますよね。
    イスラムアートの美術館があるらしいのでいつか行ってみたいです😍

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