まるはば~ん
クロワッサン絢友です🥐
今回の画像はちょっとお気に入りです。
こういうメルヘンな世界観が好みです。
さて、梅雨入りして数日が経ちましたね。
梅雨の時期は体調も気分も落ち込む人が多いそうです。
雨雲が空を覆うと、どんよりとした灰色の風景が広がります。
そのうえ湿度まで高いとなると・・・。
コンディションが不安定になってしまうのは容易に想像できます。
しかし、嫌なことについて思いを馳せ続けたり、
原因究明をしたりすることほど不毛なものはありません。
では、「あ~きょうダメだわ」という日はどうしましょうか?
そんな日は、とことん自分の欲求を満たすか、
強制的かつ物理的に視点を変え、
自分の中に「光」を取り戻すかのどちらかがオススメです。
飽くまでも個人的な意見です。
異論は認めますが受け付けません(笑
うふふ。
ちょっと自己啓発チックな始まり方でドキドキしましたか?
さぁ、そんな訳で今回は「光」をテーマにお話します。
さぁ、みんなご一緒に!
「「「「ルーモス!光よ!」」」」
おや、ハリーポッターをご存知ない?
たくさんの「ひかり」
「ひかり」と聞くと何を思い浮かべるでしょうか。
太陽の光、電灯の光、つやつやしたものが発する光…
日本語の「ひかり」という語彙は、ひとつにも関わらず様々な意味を持っています。
では、アラビア語の「ひかり」を見てみましょう。
1. نُور(nūr)「ぬーる」
神聖な光、純粋な光、光の筋。
雲間から差し込む一筋の光を想像するのが一番近いかもしれません。
宗教的な文脈でよく使われます。
2. ضَوْء(ḍaw’)「だぉぅぁ」
自然の光(太陽光など)。
燦々と降り注ぐ太陽の光をそのままイメージしてください。
3. إِضَاءَة(iḍā’a)「いだぁあ」
照明器具などの人工的な明かり。
イルミネーションをイメージしてください。2と同じ語根です。
4. سِرَاج(sirāj)「すぃらーじゅ」
灯火、ランプ。昔ながらのランタン風ランプが一番近いです。
比喩表現によく使われるそうです。
5. مِصْبَاح(miṣbāḥ)「みすばーは」
照明、ランプ、車のヘッドライト。
電球そのものをイメージしていただければよろしいかと。
すこし堅め、古めの詩や小説での表現によく使われています。
ざっと五つありましたね。
さぁ、この中で挨拶と関わりの深いものが二つありますね。
そう、1の「ぬーる」と5の「みすばーは」です。
イスラームにおける「光」って?
以前、挨拶をテーマにした記事で
「さばーふ るはいる」(あなたにとって良い朝を!)
「さばーふんぬーる」(返答で、あなたにとって光の朝を!)
という、「おはよう」に相当するフレーズを紹介しました。
このフレーズのうち「さばーふ」は朝という単語です。
「さばーふ」という名詞の頭に مـ(みーむ、mの音)をつけて
道具の名詞に変化させたのが「みすばーは」です。
…ということは、そもそも語根も同じということです。
次に、朝の挨拶の返答句で使われている「ぬーる」についてです。
「さばーふんぬーる」は、発音上ではくっついていますが、
実際には「さばーふ」と定冠詞つきの「ぬーる」で成り立っているフレーズです。
つまり、定冠詞つきの光=the light=あなたにとっての特定の光を指します。
さらに、「ぬーる」というのは、宗教色が濃い「光」。
イスラームの唯一神であるアッラーからの祝福や福音(良い知らせと思っておいて下さい)ということになります。
イスラームにおいて夜というのは、神との親密さを育む時間とされています。
ちなみに、創始者の預言者ムハンマドは数ある礼拝のうち
「だはっじゅど」(夜の礼拝)を最も愛していたそうです。
クルアーンにおいても らいら(夜)の一部を礼拝に費やし、魂を清めることに励むべきだと書いている章があります。
そのような神との対話の時間を過ごしたあとに臨む白みゆく空。
光を放ちながらゆっくりと現れる朝日。
少しずつ光に包まれていく世界。
夜に光がない時代のこの光景は、さぞかし神々しかったことでしょう。
偶像崇拝が禁じられているとはいえ、
無意識的に神の存在をそこに感じていたかもしれませんね。
結局また宗教の話に落ち着いてしまいましたね。
どうかお許しを!笑
今回はここまで!
読んでくれてしゅくらん♡
また会いにきてYah!
それでは、わだーあん!
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