まるはばん!絢友です。
今回は「アラビア語ってそもそもなんなんYah?!」と思っている方のためにちょっぴり説明をしますね。
◇「日本でアラビア語って使わなくない??」
日本で暮らしていると、アラビア語との接点はほとんどないと言っても過言ではありません。
私がアラビア語を学び始めたときには
「日本でアラビア語って使わんくない??どうせ時間とお金つかうなら、英語とかスペイン語やったほうがコスパいいやんか」
と友達から散々言われたものです。
冗談抜きで、揃いも揃ってほぼ原文ママで言われるわけです。文章にした途端に圧がすごい!笑
いやまぁ実際そうなんでしょう。
一般的に日本人とアラビア語との接点は、海外ニュースか食品のハラール認証マーク、IKEAのような輸入雑貨の説明書きぐらいのものです。あとはフランスから輸入したお菓子の成分表示あたりでしょうか。
ハラール認証マーク自体も、マークを目にするだけで、それが何を意味しているかを理解している人はほとんどいないと思います。これもいずれ説明します。
モスクがあるような地域に住んでいない限りは、日常においてほとんど接点がないのが現状です。
◇日本ではどういう存在なの?
では、アラビア語との接点が多い人たちとはどんな人でしょうか?
簡単に挙げると、貿易関係者(特に原油燃料系)、一部の官僚、一神教の神学関係者、言語学研究者、イスラーム関係者、観光業関係者・・・といったところでしょう。
私自身も大学で神学を学んでいたので、イスラームの講義を履修したり、身近にはアラビア語やペルシャ語を学んでいる人がいたりしました。アラブ世界への関心もありましたし、アラビア語などのセム語派言語(※いつか説明します)に対しての垣根も低い部類に属しています。
ちなみに、書店でのアラビア語の扱いは一般層の興味関心を顕著に表わしています。
大抵の書店では「語学参考書」コーナーの「諸外国語」にまとめられています。大きな店舗でも10種類ほど置いていればアラビア語学習者にとっては大豊作。そのうち半分~3の2以上が入門・初級者向けという印象です。あとは宗教のコーナーのイスラーム関連書籍に付随して語学書籍がおいていたらラッキーです。そもそも、小さな店舗では取り扱いさえないことも・・・。
これらの事情も相まって、アラビア語学習者は書店を見かけたら、アラビア語の書籍充実度パトロールをしてしまう癖が出来ていそうな気がします。少なくとも私はそうなってしまいました。(笑)
このように、日本では「マイナー言語」扱いされているアラビア語ですが、世界では事情が全く異なります。
すこし長くなったので、今回はここまでYah!
次の投稿では、世界でアラビア語がどういう存在なのかについてお話しします。
まぁ あっさらーま!
私も小さい時に聖書を読んでいたので興味がわいたのかな?でもやっぱりモスクに行ったときからかな~と思います。大学で専攻していたとはすごいですね。
返信削除コメントありがとうございます!
返信削除モスクってなんとも言えない魅力がありますよね。
私は讃美歌も聖書も読み物として好きですし、教会も好きなんですけど、いまでは完全のアラブ贔屓です^^;