2025/05/31

どんな色がすき?いろんな色がすきYah!

お絵描きする動物たち

 まるはばん!

クロワッサン絢友です🥐

皆さんはどんな色が好きですか??


私はシャンパンゴールドのような薄めのゴールドと

タンニン少なそうなワインの色みたいなボルドーが好きです。

さぁ、今回は色がテーマです!


色、色、どんな色?


まずは「色」はアラビア語で

لَوْن  (lawn)「らうん」

色のほかに種類、多様性という意味を持ちます。

ちなみにスワヒリ語の「色」という単語「らうに」はアラビア語由来です。

それでは具体的に色について紹介します。

色だけだとつまらないので、セットで覚えやすい単語も挙げます。

気が向いたら覚え方も書きます。


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1.白

أَبْيَض(ʼabyaḍ )「あぶやど」

これは「卵」とセットで覚えましょう。

卵 بَيْضَة  (bayḍa)「ばいだ」です。

この1、2年での卵の価格高騰っぷりは凄まじいですよね。

スーパーの卵コーナーで「白い卵(値段が)倍だ」と呟けばあっという間に覚えられますよ〜。


بَيْضٌ أَبْيَضُ

(bayd ʼabyad)

「ばいだあぶやど(値段が)倍だ」


しょうもないと思われるかもしれませんが、連想ゲームが出来ることはかなり大事です。

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2.赤

أَحْمَر (ʼaḥmar)「あふまる」

これは حِمَار (ḥimār)「ロバ」とセットで覚えましょう!

…と言いたいところですが、日本に住んでいるとあまりロバに馴染みがなく、イメージがわきにくいかもしれませんね。

そんな訳で 料理方法の「炒める」とセットで覚えましょう。

炒める(揚げる)は حَمَّرَ  (ḥammara)「はんまら」です。

赤くする、茶色にしていくという意味もあります。

語根は違うけど、辛いという意味を持つ「はーっる」も赤と一緒に連想できるようにしたらいいかもしれませんね。


赤くて辛い肉を炒めた、とかで覚えるのはどうでしょう。

.حَمَّرْتُ لَحْمًا أَحْمَرَ حَارًّا

(hammartu laḥman ʼaḥmara ḥārran.)

「はんまるとぅ(私は炒めた) らふまん(肉を) あふまら(赤く) はーっらん(辛い)」

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3.青

أَزْرَق(ʼazraq )「あずらく」

この単語は青以外にも「ちらつく」「きらめく」といった意味をもちます。

海の水面が日光できらめく様子から来るのかな

…と妄想していたのですが、全く関係ありませんでした。

海つながりで言えば、フランスのCôte d’Azur(コートダジュール、紺碧海岸)のAzurは元を辿ればアラビア語の青に行き着きます。

スペイン語でも青はAzulで、アラビア語由来です。


覚え方は、そうですね…

青い石で有名なラピスラズリをイメージしましょう。

ラピスラズリを意味する「らーずわるど」は「あずらく」と同じ語根です。


「ラピスラズリの石は青い」

حَجَرُ اللّازَوَرْدِ أَزْرَقُ.

(hajar al-lāzward azraq)

「はじゃる(石) ある(the) らーずわるど(ラピスラズリ) あずらく(青い)」

はじゃるは主に小さな石のことを指します。

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4.黄

黄 أَصْفَر(ʼaṣfar)「あすふぁる」

香辛料のサフランの由来となっています。

サフランは زَعْفَرَان(zaʻfarān)「ざぁふぁらーん」です。

サフランは古代ペルシャ(イラン)発祥といわれています。

めしべを乾燥させて作られ、染料、薬、香油などの原料として使われてきました。

今や世界中で使われているサフランですが、古代から貴重な香辛料として金や絹などと並ぶ交易の柱とも言える存在だったそうです。

現在でも祝いの席ではサフランを使った料理が振舞われます。


このようにサフランの例を見ると黄色はポジティブなイメージが強そうですよね。

しかし、サフランに関しては黄色というよりも黄金色として捉えられているのがポイントとなります。

黄色自体は「空っぽ」「敗者」「病弱」といったネガティブなイメージを持つ色とされているので、現地での服選びや言葉選びには注意が必要です。

ピカチュウは中東でも人気だそうですが、深層心理ではどう捉えられてるんでしょうね??


さぁ、覚え方は、

「アスファルトが黄色い」でいきましょう。

الإسفلت أصفر

(al-isfalt aṣfar)

「あるいすふぁると あすふぁる」

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5.緑

أَخْضَر(ʼaḫḍar)「あふだる」 

黄色とは反対に、緑は生命力や新鮮さを象徴しています。

関連で覚えやすいのは野菜という単語で

خَضْرَاوَات  (ḵaḍrāwāt)「はどらーわーと」です。

複数形ですが、フレーズでは単数形よりもこちらがよく使われます。


ピーマン(もしくは青唐辛子)もついでに覚えましょう!

فِلْفِل أَخْضَر (filfil ʼaḫḍar)「ふぃるふぃる あふだる」

ふぃるふぃる→pepper

あふだる→green

ちなみに、「ふぃるふぃる」の後に「あふまる」をつけると赤唐辛子です。簡単に応用できますね~


どう覚えましょうかね。

「緑色の野菜(複数)を持ってきて!」にしましょう!

!أَحْضِرِ خُضْرَوَاتٍ خَضْرَاءَ

(ʾaḥḍiri  khuḍrawātin khaḍrāʾ)

「あふでぃり(持ってきて) はどらーわーてぃん(野菜たち) はどらーあ(緑色の)」


補足として、あふだる が はどらーあ に変わるのは、

この文の「野菜」が女性複数形名詞だからです。

深く考えると嫌になると思うので、今はさらっと流しておいてください。

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5色紹介しただけでもすごいボリュームですね(笑)

今回はここまで!

他の色はまた今度。


それでは、いら りか~!

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